次の展開が予測できない映画『鳩の撃退法』を観た感想

どうも森羅です。先日、藤原竜也さん主演の映画『鳩の撃退法』を観たので率直な感想を書きたいと思います。

余計な一日があると余計なことが起きる。

 閏年に起きたある事件を元に、藤原竜也さん演じる主人公の小説家、津田は小説を書く。その小説はフィクションか現実か。

この映画は最初の一時間くらいは観ていても何が起こっているのか分からない。場面も時間軸もバラバラで、謎を解くためのピースは与えられているが、それらが見事に嵌らない。そんな状態。3万円3000万円3人3羽の鳩。度々登場する3という数字。偽札事件。コウチヒデヨシの妻の妊娠。クラダケンジロウという都市伝説的な存在。伏線がどんどんばら撒かれ、それらが緩やかに繋がっているのは何となく理解できるが、実際に何が起きてどうなったのかは映画を最後まで観ないと分からない。そんな映画というのが大体の感想。中盤までは結構モヤモヤした。自分は一体何を観ているのだろうと。しかしそれが後半になって答え合わせのパートに入ると一気に快感に変わった。今までバラバラで無関係と思われていたパズルのピースが次々と嵌っていき、一連の出来事が全て繋がっていたことが分かるとどこかスッキリとした気分になった。ただし、この物語は主人公の津田が自分の体験を元に書いた小説という体裁をとっている。つまり、物語のどこかがフィクションであり事実ではないということになる。それは作中で語られている場面もあるが、そうではない場面もある(と思う)。どこまでがフィクションでどこまでがこの映画における事実かを考えながら観てみるといいかもしれないと思った。まあ、一回目は内容を理解するだけでも難しいからそれどころではないと思うけど。

この映画はDVDが出た頃に何度も観て、考察していくような映画だと思う。観れば観るほど新たな発見がある。スルメ映画といってもいいだろう。

後、この映画を観てて思ったけど、役者がやけに豪華だな。端役にリリー・フランキーとか瀬戸康史、浜田岳とか使ってる。それから風間俊介も出てるけどスタッフロール観るまで気付かなかったな。完全に別人やんって思った。

そして、この映画の予告ははっきりいって詐欺レベル。予告では津田が書いた小説の内容がまるで現実に起こるかのような宣伝のされ方をしているが、実際の内容は決して予言小説を津田が書くとかそういう話では全くない。それでも、面白そうだなあと思える予告ではある。自分もこの予告でこの映画を観ようと思ったし。

まあ、感想はこのくらいかな。多分観る人によって高評価か低評価かはっきり別れる作品だと思う。

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森羅と木漏れ日の図書館1
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