3月の行事『啓蟄』って何?その意味と由来について調べてみました

 3月の行事『啓蟄』って何?その意味と由来について調べてみました

3月の行事に啓蟄(けいちつ)というものがあります。ご存知でしたか?難しい漢字でどんなことをする行事なのか分からない方も多いと思います。そこで、今回はこの啓蟄という行事について調べてみました。

1.啓蟄の意味と由来

「啓蟄」の画像検索結果

啓蟄の意味と由来を調べてみました。

啓蟄とは一年間を24等分に分けた二十四節気の一つです。啓蟄の「啓」は「ひらく」、「蟄」は「土中で冬籠りしている虫」という意味があります。啓蟄は「冬眠していた虫が、春の訪れを感じて土の中から出てくる頃という意味になります。

出典:日本文化研究ブログ Japan Culture Lab

二十四節気の一つ。太陰太陽暦の2月節 (2月の前半) のことで,太陽の黄経が 345°に達した日 (太陽暦の3月5日または6日) に始り,春分 (3月 20日または 21日) の前日までの約 15日間であるが,現行暦ではこの期間の第1日目をいう。啓蟄の語源は,蟄虫啓戸 (地中にひそんでいた虫が戸を啓いて地上にはい出るという意味) に由来し,昔中国ではこの期間をさらに5日を一候とする三候に区分した。

出典:コトバンク

なるほど。啓蟄とは二十四節気の一つで、主に3月6日ごろだと言われています。語源は四字熟語の蟄虫啓戸。冬から春が訪れる前兆のようなものでしょうか。ちなみに二十四節気とは以下のようなものです。

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二十四節気とは四季をそれぞれさらに6つの季節に分けたもので、もともとは中国の戦国時代に太陽暦による季節のズレを正し、季節を春夏秋冬の4等区分にするために考案された区分手法の1つで、一年を12の「節気」と12の「中気」に分類し、それらに季節を表す名前がつけられたもの。重要な中気である夏至・冬至の二至、春分・秋分の二分は併せて二至二分と言い、重要な節気である立春・立夏・立秋・立冬を四立(しりゅう)、二至二分と四立を併せて八節(はっせつ)という。

そして二十四節気は太陽の周期によって変わります。よって、啓蟄が毎年同じ日というわけではありません。2018年の啓蟄は3月6日です。

2.何をする行事なの?

具体的に何をするわけでもありませんが、一部の地域では菰(こも)と呼ばれる藁で作られた筵(むしろ)を11月ごろに松の地上2メートルあたりの高さに巻きつけます。これを『菰巻き』といいます。これは江戸時代から伝わる害虫の駆除方法でマツカレハの幼虫が寒くなると冬を越すために筵の中に入ります。そして春先にこれを取って焼却することで中に入った害虫を駆除できると考えられていました。実際には害虫駆除の効果はなく、やめてしまった地域も多いのですが、一部の地域では松に巻いた菰を啓蟄の日に取り外します。これを『菰外し』といい続けている場所では冬の風物詩として行われています。

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私の住んでいる地域の大きな公園にも大きな松の木が何本も生えていて、画像のように菰がまかれていました、一体だれが巻いたんでしょうねぇ。

3.虫出しの雷について

「虫だしの雷 」の画像検索結果

 啓蟄に関係するものに『虫出しの雷』というものがあります。二十四節気の一つ、立春(2月4日ごろ)の後の初めての雷のことを指す言葉です。土の中で冬眠している虫たちの目覚めを促す雷という意味があります。 

立春を過ぎて、啓蟄の頃には大気が不安定となり雷がなることがあります。この雷は春の到来を伝えてくれるものだと考えられており、啓蟄という言葉の意味するところと、雷に驚いて虫たちが出てくるところから『虫出しの雷』と名付けられました。雷の音で土の中の虫たちは目をさまし、春の訪れを感じるわけですね。雷といえば怖いイメージがありますが、こんな役割もあったんですね。

啓蟄とは、冬が終わり春の訪れを知らせる大切な行事だったんですね。人間も地面に眠る虫たちも、互いに心地よく春の訪れを感じたいですね。

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