科学する料理研究家さわけんが『スクール革命』に出演。気になるその経歴は?
こんにちは。10月22日日曜午前11時45分から放送される『スクール革命』ではみんな気になる「お風呂」「キッチン」水回りを学ぶ二本立てスペシャルということで、お風呂やキッチンに詳しい方がゲスト先生として出演されるようですが、その中に『さわけん』というあまり見かけない名前を発見しました。科学する料理研究家ということでキッチン回りにも詳しく、そのことで出演するようですが、さわけんさんについて知らない人の方が多いのではないかと思い、調べてみることにしました。
1.さわけんさんの紹介。
さわけんさんについてですがまずはプロフィールから。↓
肩書き 料理研究家 キッチン回り評論家
生年月日 1968年3月23日
血液型 B型
出身地 兵庫県
所属事務所 スターダストプロモーション
さわけんさんは料理研究家にしてスターダストプロモーションという事務所に所属する文化人タレントなんですね。そして肩書きは料理研究家の他にキッチン回り評論家というのがあります。様々な料理を研究し開発するのが料理研究家ですからキッチン回りにもこだわるのは当然のことかと思います。プロの料理人が評価するのだから厳しそうです。
そしてさわけんさんについての略歴が事務所のサイトに載っていたので紹介します。
辻調理師専門学校フランス校を卒業し辻調グループで11年間西洋料理を教える。
フランスの二ツ星(当時)ムーランドムージャンなどに勤務経験のある本格派。
その後、イタリアンカフェのシェフを経て料理研究家に転身し世界の料理を研究。
料理を科学的・理論的に分析し、難しいコツや切り方を簡単な方法に置き換えて
なおかつ本物に迫る味になるレシピ「沢田けんじのリプレシピ」を展開中。
(※リプレシピ:リプレゼンテーション、リプレイス)
2010年よりキッチンまわり評論家として毎月30品~50品の食品や調味料を実食検証し、
キッチングッズなども頻繁に検証する。コストコ、カルディ、無印良品、成城石井、
スーパーのPBに精通。
関西弁でのぶっちゃけトークが各地の講習会で人気。
(引用元:http://www.stardust.co.jp/profile/sawaken.html)
辻調理師学校フランス校を卒業して辻調グループで11年間西洋料理を教えていたというだけでも相当な料理の知識と腕前を持っているでしょうにその後にすごいことが書いてありますね。フランスの二つ星の店やイタリアンカフェのシェフをやっていたというくらいだから日本で余裕で自身のお店が開けるんじゃないかと思える華麗なる経歴。
料理を科学的・理論的に分析し、難しい切り方やコツを簡単な方法に置き換えてなおかつ本物の料理に迫るリプレシピなるものも作っているというのがまたすごい。料理だけではなく頭もいいんですね。
2.さわけんさんの料理の科学とは
さわけんさんは科学する料理研究家を自称していますが、料理の科学とは一体どういうことなのでしょうか。料理の科学についてさわけんさんは自身のブログで次のように語っています。 長いので一部を省略して抜粋します。
一般的に料理の科学と言えば「塩は食材の何パーセントでおいしい」や「肉は何℃までだと柔らかい」や「ハンバーグは肉に塩だけを入れてよく練ると粘りが出てジューシーに仕上がる」という感じの理論を見つける作業です。
理論は学者さんが見つけたなものなので、正確に知っておくと料理の役に立ちます。しかしこれはあくまで可能性であって実際の家庭の料理に当てはめて考えると役に立つかどうか微妙です。食べた時に「言われてみれば~」程度の違いなら面倒なことはしない方が幸せです。逆に劇的においしくなるのであれば手間がかかることでもやるべきです。
しかし、そうするとやらなくていいこととやった方がいいことの線引きが分からなくなりますよね?
この混沌とした状況を理論的に説明し、やるべきこととやらなくていいことの線を引くのが料理研究家の意義であると。そしてさわけんの仕事は、科学者の見つけた「調理における理論」を効果が十分に発揮できる料理に適用して論理的にレシピを作ることです。
それはひとえに再現性の高いおいしい家庭料理のレシピを書くこと、そのレシピをまねた人が簡単においしい料理にたどり着くことが目的です。
「主婦に効く料理の科学」がさわけんのスタンスです。
(引用元:http://www.sawakens.com/scienceofcoking.html)
なるほど、さわけんさんの目指す料理の科学とは、論理的にはおいしくなると言われているが、実際の料理で劇的においしさが変わるかどうか分からない調理法などを論理的・科学的に検証し、家庭料理でその効果が十分に発揮するかどうか試したり、家庭料理でも通用する方法に置き換えて、誰が作っても再現性の高いおいしい家庭料理のレシピを作ることなんですね。
なんだか感動しましたね。プロの料理の知識と腕前を持つ方が家庭のために、こんなにも熱心になってくれているなんて。確かにテレビなどで紹介されている調理法を試したけどそんなに味が変わらなかったとかなると、悲しいですよね。折角手間をかけて作ってもそれでは意味がないですよね。さわけんさんはそんな手間を省き、確実においしい料理ができるように
3.キッチン回り評論家としてはかなり辛口
科学する料理研究家のさわけんさんですがもう一つの顔である、キッチン回り評論家としてはどうかと言いますと、その評価はかなりの辛口だそうです。本人もそのことについては自身のブログで語っています。
年間3000もの食品やキッチングッズを比較検証し、辛口ではありますが「そのアイテムを使えば幸せになれるかどうかをご紹介するのが基本です」とのこと。幸せになれるかどうかという基準がまたすごいなと思いますが、それだけ使う人のことを思って厳しくチェックしているわけですね。それと、ご自身も料理のプロですから自然と辛口な評価になってしまうのかもしれませんね。
4.まさかのマガジンに出演。
さわけんさんはなんと週刊少年マガジンのコーナーに料理が掲載されたことがあります。少年誌に料理コーナーなんてあったっけと思いましたが、どうやら漫画の中に登場した料理をさわけんさんが完全再現するというものでその名も完全再現DAY’sメシ。DAY’sといえばあの人気サッカー漫画ですね。
本当に出ていますね。編集者は何を思ってこんな企画をやろうと思ったのか。それにしても再現度高いですね。普通においしそう。
5.スクール革命に出演
そんな科学する料理研究家さわけんさんが10月22日午前11時45分から放送される『スクール革命』にゲスト先生として出演します。おそらくキッチン回り評論家として。一体どんなキッチングッズを紹介してくれるのでしょうか。楽しみですね。